大野山
 山頂でのんびりと昼食を摂り、山北駅を目指して出発です。
 急坂を下るとイヌクビリの十字路です。イヌクビリとは、昔オオカミを罠で対峙したことに由来するそうです。何故か、木彫りの襟巻を巻いた大きな熊が道標を持って佇んでいます。
 眺めの良い牧草地帯を進みます。ところどころに八重桜が咲いていました。

山北駅の北西にある大野山は山頂付近は広々とした県の放牧場が広がり、牧歌的な情緒があふれています。 山頂から西には富士山、北には丹沢湖と丹沢の山々、南には箱根の山々が連なって見えるなど展望の優れた山です。

 634m。スカイツリーと同じ高さです。木彫りのフクロウと真っ赤なウサギが迎えてくれました。少し上の休憩所で、富士山をバックに記念写真です。
 車道と交差して、いよいよ最後の登りです。
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マムシグサ

 大野山山頂(723.1m)です。木彫りの子ヤギ?と派手なアヒルと真っ赤なウサギが並んでいます。
 ここからの富士山は、「関東の冨士見100景」になっています。右側には、足元に丹沢湖が、奥に丹沢の山々が展望できます。
 山道を20分ほど登ると再び舗装道路と交差します。十字路です。地元産品の無人販売所になっていて、手作りジャムなどを売っていました。ここには木彫りの雌のヤマドリがありました。
ここから少し上は牧草地帯です。展望が開けてきます。富士山や箱根の山々が望めます。
 三角屋根がユニークな谷峨駅です。無人駅ですが、スイカが使えるようになっていました。
 駅は高台にあるので鉄橋を渡って田園地帯に下ります。本日は青空です。

グミ

ヤエザクラ

ホタルカズラ=ルリソウ

 嵐集落の登山口から20分ほど登ると舗装道路に出ます。その先に「都夫良野の頼朝桜」があります。山北町の指定天然記念物で、古来このあたりを桜平と言ったそうです。
 ここにも、木彫りのリスやヤマドリがあります。
 嵐集落へ行く坂道からは東名高速の向こうに富士山が秀麗な姿を見せていました。
 15分ほどで嵐集落の登山口に着きます。ここからは山道です。山道の途中には獣除けのゲートが3か所ほどありました。
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 「都夫良野の頼朝桜」の少し先に立派なトイレがありました。残念ながら故障中でしたが。
 ここから再び山道です。
 吊橋で酒匂川を渡ります。
 吊橋から5分ほどの分岐を右に行くと嵐の集落へ行く坂道になります。道端には木彫りのかわいい瓜坊が大野山への道標を持っていました。
2021.4.21(水)
谷峨駅9:45……10:17登山口……11:14十字路……12:25大野山(昼食)13:15……14:38古宿……15:18登山口---15:35山北駅
 古宿から20分ほどで木彫りの熊と「古宿経由大野山1時間40分」の標識があります。ここから車の多い道に合流します。
 更に20分ほど下ると、富士急湘南バスの大野山入口バス停に着きます。古い木の看板には「ハイキングコース大野山5km」と書かれています。あと20分で山北駅です。
 まもなく古宿の集落です。旧共和小学校からは木の無い大野山の山頂を見ることができます。子ヤギの声に誘われて校舎に近づいてみると、「共和のもりセンター」の看板が掛かっていました。ここがあちこちにある木彫りの本拠地のようです。
 牧草地の脇を下る急な階段です。途中に634m。スカイツリーと同じ高さの看板です。真っ赤なウサギと不気味なインディアンがいました。
 山頂から1時間ほど下ったところに地蔵岩があります。道を外れて登ったところに地蔵堂があります。地蔵岩を下ると舗装道路に出ます。